ここは東京、8月のとある土曜日の午後、雨もあがりのためか少しだけ涼しく感じる気候だった
ヤボ用のためJR線の真ん中を走る電車に乗っていた
たまたま空いた1席に運よく座ることができ、ガタンゴトンと揺られるうちま、たもや夢の中にトリップしていた
夢の中でモヤモヤとここはどこ?・・・たぶんO駅?
O駅に降り立つと少し周囲の様子をうかがう
なんだこの異常な雰囲気は、ここは日本ではないのか?
アジアのどこかの国に降り立ってしまったのか!
そう感じるも、なにやら日本語も聞こえてくる
むむむ
周囲には日本のコンビニも、日本の銀行も、そして日本人もいる
やはりここは日本だ、日本に間違いない!
異国情緒バリバリのこの場所、日本であっても日本ではないそんな街だ
そうしているうちにふと目に留まる怪しいビル
多言語で書かれた無数の看板、その中にアジアンエステ「S」の文字が目に留まる
アジアンエステ「S」へ
気づくと電話をしていた
電話にでたのは女性
Hello ・・・
とつぜん英語にたじろぐが、またもや気づくとお店の前に立っていた
カメラ付きインターフォンに監視カメラ
ドアは鉄板らしきものがビス止めされていて、少し物々しい感じもする
インターフォンを押し、しばら~く待つも・・・
一向にドアが開く気配はない
聞こえていなかったのかと思い再度、インターフォンを押そうとしたとき
合わせたかのように「ガチャリ」とドアが開く
期待と不安が入り混じる瞬間だ!
ところでこの手のアジアンエステには、必ずと言っていいほど防犯上(?)の監視カメラがついていますね
見えているんだったら早く開けてよ!などと思うのはみなさんも同じだろうか?
ここは日本?アジアのどこかなのか?
やはりこれはまだ夢の中だ!
靴を脱ぎ店内へ
入り口でサービスメニューを見せられ、40分、60分、90分と三種類
金額は10K、12K、14K(だったかな?)
いつも、だいたい中間くらいのクラスもしくは90分を選定するようにしている
今回もそこで12Kを支払った気がする
店内はカーテンが張られ、奥へと進む・・・
「えっ!」
そこには、あちらこちらに女性が座っている、数にして5~6人くらいだろうか?
タイのパタヤといったイメージだ
(ちなみにパタヤには行ったことがない、あくまでネットで見たイメージと思ってほしい)
そして正直、店内は全体的にキレイではない
店長らしき女性がカタコトで短めの日本語で「スキナコエラブ・・・」
どいうやら自分の好みを選ぶシステムのようだ
そう言われるが、いきなり言われても直ぐには選べないよと思いつつも
少し迷いながら軽く見まわすと年齢層は・・・比較的若い子が多いようだ
ぽっちゃりとデカ尻が嫌いだ、だから比較的細身でたまたま近くにいた女性を指さす
一応、夢でみて思い出す容姿を説明すると
20第前半、身長約150くらいの中肉中背でOPは大きめ、黒いピチピチのTシャツに白いプリーツのミニスカート、小麦色の肌、こんな子でタイ出身らしい
戦隊はザックリ
その子の後ろを進みながら個室に案内される途中
持ち物は自己管理での張り紙にハッとしながら、カーテンが閉められる
まず貴重品を入れる袋を探す、探す、探すがない
貴重品をいれる袋はないの?と質問するが
・・・
反応がない
そう、この子は日本語が全くNGだったのだ
仕方がないのでリュックごとチャワーに持って行こうと心で決め
シャワーの準備をしようと振り返ると
うぇ!まぢ?!ZR!
少しひるんだがシャワーの準備・準備と
途中その子の手が下のほうにスッと寄ってきて、むにゅむにゅと握られる
思わず声が{うっ」っとなる
ジャスチャーを交えつつなんとかコミュニケーション保ちながらシャワー室へ
そこには戦隊台はなく立ったまま、そしてザックリと戦隊、まあこんなものかと
いきなりダンスなの?
個室に戻ってきた
体についた水分をふき取っていると、その子はなにやらごそごそと見慣れないものを取り出す
むむむ
ここからはあまり覚えていない、ダンスをしたのか?
賢者になった気分で脳内でプロラクチンが分泌されるのを感じた
キキ~っと、ブレーキがかかる反動に気づき目を覚ます
どこかの駅に到着したのだった
ではまた